Today’s カレワラ天文台(3/5) 大星雲や土星ぇ~フルコースでした


カレワラ天文台観測会が再開されました。
本当は2月26日からの再開でしたが、寒波が逆戻り天気が良くありませんでした。
そして昨日、三ヶ月ぶりの天体観測会です。
ちなみに今日も雪が降っています(3/7)。
私としては、まだまだグランデコのふかふかパウダーや猫魔スキー場の圧雪パウダーをたのしみたい。
カレワラとしては、さっさと穏やかな春がやってきて、観測会でお客さんとたのしみたい(いや、わたしも楽しみたい)。
5日は日中は気持ち良く晴れわたり、夕方から雲が多くなってきました。
頭の上だけ晴れてる。みたいな感じです。
とにかく準備です。
凍り付いてルーフが開きません。
雪が観測室と同じくらいに積もっているので、裏のまわって肩にルーフをあて踏ん張るっ踏ん張る。
15分遅れの観測開始!
晴れ男のカレワラパワー炸裂っ、全天を晴らせてしまいました。
もう春の気配を感じる夜空ですね。
パッと頭上を見上げる(南を向いてます)と、天頂より少し低いところにぼんやりっプレセペ星団(かに座)が見えています。
右側にはふたご座のカストルとポルックス。
左側には?をひっくり返したように明るい星が並んでいます。しし座の頭と前足です。
はるはるぅ~。
南西には木星か?と見間違うほど明るい星!
シリウスです。
「あの星が近くにあるんですか?」
んっ、どのくらいの距離だったか、完全に忘れてるカレワラ!
子供の頃は、余計なことまで何でも知っていたのにぃ~(笑)。
8.6光年でした。
ところで一番近いのはケンタウルス座アルファ星と、その伴星です。
距離は4光年です。
まだまだ、オリオン座も勇姿を見せています。
けっこう、高度が低くなっていますが、大星雲あたりはまばゆくかすんで見えます。
さらに北へ視線を運んで行くと、V字に見える雄牛の顔がオリオンを睨んでいます。
オリオン座の三ツ星を線で結んで、ひだりに伸ばすとシリウス(おおいぬ座)、右に伸ばすとアルデバラン(牡牛座)です。
もう少し右を見ると、まだまだプレアデス星団が観測の対象です。
でも、高度が低いので一つ一つの星が分かりづらく、プレセペのようにぼんやりしちゃってます
さらにさらに右へ、視線で追っかけられないので体を回しましょう。
真北を越えてさらに右っ、誰もが知っている北斗七星です。
北斗七星の柄杓の柄の部分を湾曲に沿って丸い線を延ばしていくと、牛飼座のアルクツゥールス、さらに延ばすとおとめ座のスピカなんですが、まだこの時期の観測会では見ることが出来ません(林があるので)。
でも、あれがスピカ?という場所に土星です。
まだまだ、高度が低くてぼんやり寝ぼけ顔ですが、ワッカがあるのはちゃんと分かりますよ。
スノーブログで、なんで観測会をしてるんでしょう?
カレワラブログを止めてしまってるので、投稿しづらいです。
そろそろ、春の準備っ。
カレワラブログを再開させなくては…
動画は今回撮ったものではありません。
今の土星は、楕円状にもっとワッカが見えて見事です。
撮ろうと思っていたのですが、観測会終了とともに曇ってしまいました。
ほんと晴れ男なのかな??
3月5日21時30分ごろの星座早見盤です。
クリックすると大きな画像で見ることが出来ます。
裏磐梯星空3月5日2130

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